2016年9月17日(土)2016年9月18日(日)「感受性」

※こちらは2016年に運営していたサイト『A Magazine of Melody Clocks』で連載したブログから移植した内容となります。

みみみです。
最近、感受性が弱くなっていることを
露骨に感じます。

これは私の生き方や考えの根底を
とてつもなく乱暴に覆す現象。

以前から少しずつ感じていたことではありましたが
何かを受信し、自分の脳に浮かんだものを
そのまま正確につくりたい、表現したいという衝動が
明らかに減ってきているのです。

刺激が足りないのだと自分に言い聞かせていましたが
新曲の歌詞を書いているとき露骨に感じました。

痛みに慣れたのか、意味のないことに飽きたのか
とにかく浮かぶ映像もつまらないうえに
思い浮かんだものを完璧につくりあげる気力が
なくなっています。

仕事におけるエネルギーであった怒りや
誰かを傷つけたい、壊したいという衝動すら失われ始め
頭では理解していても心がついてこない状態が続いています。

作曲にしても過去の自分を超えられず
結局既存のものを聴いて心を和ませる始末。依存。

生きている意味が失われつつあります。
いま背後から急に刃物で刺されたら
激痛と薄れるであろう意識の中で
見たことのないような新しい映像が脳に浮かぶかもしれないと考えながら
ただ第三者の介入を求めて霧の中を立ちすくんでいます。

刺激が足りないのではなく
刺激に自分から向かっていくことを避けているのかも知れません。

それだけの好奇心がなくなっているのか。あるいはその体力がないくらい
精神が弱ってしまったのか。

でもいつまでたっても回復の兆しがないところを見ると
ただのめんどくさがりになっているのかもしれません。
均衡のとれた心理状態、もしくは均衡を錯覚した心理状態は
表現家にとって癌と同じ。じわじわと命を蝕んでいく病だということが
今回はっきりとわかりました。いまは末期の状態にあるわけです。

こういう場合どうすればよいか。
少し崩せばいいのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次